石窯の作り方習得コース

なな色の空

 本格的なプロ用の石窯の作り方を学ぶコースを5泊6日の合宿で行います。
 石窯の基本的構造は「土台」、の上に「焼窯」がのり、焼窯を囲む断熱材を保持するための「側面壁」という3つの構造になっています。このコースでは、参加者全員で石窯の本体である「焼窯」を1つ作り上げます。この製作実習を通して、石窯作りの基本(耐熱レンガの選び方、扱いかた、組み方)、耐熱セメントの扱い方、など石窯を実際に作ることによって、その詳細を学びます。
 「土台」「側面壁」は、講義を通して作り方を学びます。
5泊6日のコースが終わったときに、参加者全員が、石窯を作るために必要な、基礎知識と技術を身につけることがでる、というのがこのコースの目的です。
 ご自分で本格的な石窯を作ってみたいという方の参加をお待ちしております。


定員: 申込者が5名以上で開催します。
コース費用: 65,000円

{講習料: 35,000 円、 宿泊費 30,000 円 (5 泊,15 食)}
☆ 講習料には講義、実習、設計図、教材等が含まれます。

コース概要: 5泊6日の日程で以下の実習、講義を行います(詳細別紙)
☆ 石窯の焼窯本体作り方の実習
☆ 土台、側面壁の作り方の講義、
☆ 石窯の基本構造と原理に関する講義
☆ 石窯作りに必要な材料の入手の仕方など


*石窯の型はケベック式というものです。ローマ式とかエジブト式とも呼ばれ、焼床と薪の燃焼室が同じ所というオーソドックスなものです。石窯のパンを焼く焼床の広さは横幅110cm奥行120cm高さ42cmです。飯舘村のなな色の空で製作し使っていてたものと同じものです. この窯の基本設計はAlan Scottoという人で、Break buildersと言う名前の、パンと石窯の作り方を書いた本を書いています。その基本設計を元に、日本で手に入る石窯の材料をベースにして、作りやすいように設計し直したものです。

 この石窯の特徴は
 1.燃料効率が非常に高い。
 2.窯の中での薪の点火、燃焼が容易である。
 3.パンを焼くとき、場所による焼ムラがない。
 4.長期使用による、土台、壁のひび割れ、崩落がない
 5 薪を燃やした後の灰などの処理が簡単にできる。

 普通、石窯を3時間ほど暖めると、2〜3回ほどパンを焼けるというのが、一般的な石窯です。しかし、この窯の燃料効率は非常に高く、最高の状態で使えるとき、一回の燃焼で13回以上パンを焼けるという記録を持っています。この高効率性は独自の構造によるものです。また、 なな色の空で、パンを焼いていたとき、焼ムラができないこと、そして、簡単に焼けることに驚いていました。

 石窯パンのベーカリーやピザ焼き体験工房などを始めたい方に,お勧めの石窯です。


お問い合わせ・お申し込み
なな色の空
〒518-0216 三重県伊賀市高尾861
担当: 村上 真平
Tel/fax: 0595-55-2310
携帯: 080-1619-3862
E-mail: shimpei-m@hotmail.co.jp


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